筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所
組織
筑波大学山岳科学センター
研究テーマ
・草原と森林の生物多様性の変動
・植物・菌類・昆虫の自然史
・地球圏・生物圏・人間圏の観点にまたがる山岳科学
サイト概要
標高1300mの菅平高原に35 haの敷地がある。数千年以上の歴史を持ち、毎年の草刈りによって維持されているススキ草原(6 ha)があり、多くの絶滅危惧種を含む約200種の植物が生育している。在来植物が優先する草原を学術機関が保有していていることは全国的にも珍しい。また、1970年頃に草原の草原を管理放棄することで天然更新したアカマツ林(4 ha)、1945年頃に草原を管理放棄することで天然更新したアカマツ・広葉樹混交林林(4 ha)、1935年頃に皆伐された後に萌芽更新した落葉広葉樹林(14 ha)があり、植生遷移の様々な段階の生態系を研究・教育できる。200種を超える樹木を観察できる樹木園(4.5ha)も備わっている。
菅平高原の特徴として、稚内と同程度に冷涼で、なだらかな地形が広がっていることから、氷期遺存種の中でも平らな場所を好むカラフトイバラ・クロビイタヤ・シバタカエデ・クロミサンザシ・ツキヌキソウ、オニヒョウタンボク・ハナヒョウタンボク・キンギンボクなどの植物、ガロアムシ・トワダカワゲラなどの動物が生息しています。
連絡先
- 住所 : 〒386-2204 長野県上田市菅平高原 1278-294
- 氏名 : 田中 健太
- 電話番号 : 0268-74-2002
- Fax : 0268-74-2016
- E-mail : kentaあsugadaira.tsukuba.ac.jp (「あ」→「@」)
ウェブサイト URL
山岳科学センター
日本語 https://msc.tsukuba.ac.jp/
英語 https://msc.tsukuba.ac.jp/en/
菅平実験所
日本語 https://sugadaira.tsukuba.ac.jp/
英語 https://sugadaira.tsukuba.ac.jp/english/e_summary.html