瀬底島周辺海域
組織
琉球大学熱帯生物圏研究センター 瀬底研究施設
研究テーマ
サンゴ礁生態系の生物群集と生態系機能の長期広域変動、 陸域とサンゴ礁域の相互作用
サイト概要
瀬底島は、沖縄本島北部西海岸に位置する。 瀬底島周辺ではサンゴ礁がよく発達し、河口付近を含む波当たりの 弱い場所から、外洋に面する波当たりの強い場所まで、 様々なサンゴ礁が見られ、サンゴ礁性生物の多様性が高い。 1998年の高水温により、8割以上の造礁サンゴとソフトコーラルが 白化現象により死亡したが、2010年までにサンゴ群集が回復した 場所が点在する。瀬底島より北に 5km 離れた備瀬では 浅い礁池がよく発達し、礁池陸側の砂礫底には、海藻藻場が 発達している。瀬底島の周辺 3km内にはふたつの河川があり、 ともに上流域の農地開発のために、大量降雨後陸からサンゴ礁への 土砂が流入する状況にある。自然の魚を漁獲する沿岸漁業は あまり盛んではないが、瀬底島の北東 2kmの海域で、マグロの 養殖が行われている。海水温は 20~30 ℃ である。
連絡先
- 住所 : 905-0227 沖縄県国頭郡本部町字瀬底 3422
- 氏名 : 酒井 一彦
- 電話番号 : 0980-47-6074
- Fax : 0980-47-4919
- E-mail : sakaikz@lab.u-ryukyu.ac.jp
ウェブサイト URL
日本語 : http://www.tbc.u-ryukyu.ac.jp/sesoko/home.html
英語 : http://www.tbc.u-ryukyu.ac.jp/en/sesoko/home.html